おしえて!科学する麻雀

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バーチャル麻雀ならば、勝率はあがるでしょうが…
最近のこの手の本にオカルトという言葉をよく目にします。
科学的とか確率とかの対極として使われているようです。
”オカルト”と言う言葉には無意識を装った自覚的な否定や、悪意を感じますが、
この”オカルト”的な牌の流れや、ツキ、勘を全く無視したら決して強くはなれないでしょう。
少なくても、生身の人間同士で宅を囲む場合には。
なぜなら、オカルトと作者がいうところのものも実は機械にはない人間の深層心理や、
癖や、意識的、無意識の洞察力などに依存している場合が多いのです。
そこのところを理解して読む分には、かなり役立つ本だと思います。
神はサイコロを振らない
「麻雀は統計的に確率の高い打ち方をしていればトータルで勝てるようになりますよ。」という指南本です。
この本に紹介されている打ち方でたかだか半荘を数回こなしたところでは成果は出にくいです。
それこそけっこうな回数をこなさないと成果は見えにくいでしょうね。
それくらい根気よく続けられる方にはオススメの一冊です。
ただし統計を信じすぎると統計に裏切られることもあります。
アインシュタインも「神はサイコロを振らない」と言ってますし。
よくできている
押し引きの基準や安定して好成績を残している打ち手の打ち筋など、初級者・中級者を一つ上の段階に導く情報が豊富に載せられている。
すべての数値にきちんとした根拠があるのだろうが、省略されていたり自分の感覚とは違っていたりするためか「あれ?」と思う情報もあったが、全体としてちゃんとまとめられており、とても参考になった。
おもしろかったのは巻末でプロ雀士その他が顔を真っ赤にして否定していたこと。
ちゃんと読んでいないのだろうが、一部だけを切り取ってきちんとした根拠も示さず「こんなはずはない」という人の多いこと多いこと。
賛否あるだろうが、麻雀戦術書としてはこれ以上ないくらいの出来である。